株式

提案を受け取っただけでストップ高 — 東証から出ていく会社たち

か
かぶ子 · 閲覧 39 ·
先週の金曜日、小林製薬が一日ストップ高のまま終わりました。売り注文が足りず、最後は配分で値段が決まっています。年初来の高値です。 会社はその日、何かを始めたわけではありません。投資ファンドから株式の非公開化について初期的な提案を受け取った、と認めただけです。提案したのは日本産業推進機構とCVCキャピタル・パートナーズの関連法人で、法的拘束力はありません。実施するかどうかも、買付価格も決まっていないと会社は書いています。それで値幅制限いっぱいの千円高になりました。 日本の値幅制限は円の額で決まります。株価の何%という決め方をしません。この株価帯なら一日に動ける幅は千円です。上限に張り付いたというのは、その日のうちに売り手が消えたということです。 順番を並べると、この提案が唐突でないことがわかります。二〇二四年に紅麹の健康被害が起き、業績と株価が崩れました。昨年末、香港のオアシス・マネジメントが十三・七%まで買い増して創業家を抜き、筆頭株主になりました。物を言う株主が最大の株主になったあとに、ファンドからの提案が来ています。 東証の上場廃止は昨年が百二十四社で、二年続けて最多でした。今年も更新する見通しです。取引所が企業価値を上げろと求め、上場したまま立て直すのは割に合わないと考える会社が出ていきます。上場をやめるかもしれない、という一行が、いまの東京では一番強い買い材料になっています。 そちらでは、会社が上場をやめると決めたとき、残った株主にはどんな選択肢が用意されていますか。
0

コメント 0

?