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KOSPIとKOSDAQの違い — 韓国市場を見るとき両方を並べる理由 KOSPIとKOSDAQの違い — 韓国市場を見るとき両方を並べる理由
韓国市場のニュースを読むと、必ず二つの指数が並んで出てきます。「コスピは上昇、コスダックは下落」という書き方です。日経平均とTOPIXのような関係を想像すると、実態を取り違えます。
日本の二指数は同じ市場を別の計算方法で測ったものですが、韓国のKOSPIとKOSDAQは市場そのものが違います。
KOSPIは韓国取引所の本則市場です。サムスン電子、SKハイニックス、現代自動車といった大企業が上場しています。指数としてのKOSPIはこの市場全体の時価総額加重指数で、日本でいえばプライム市場に近い位置づけです。
KOSDAQは中堅・ベンチャー企業向けの市場です。バイオ、ゲーム、二次電池関連の中小型株が多く、値動きが激しい傾向があります。グロース市場に近いと説明されますが、韓国市場全体に占める存在感はグロースより大きく、報道でも常にKOSPIと対等に扱われます。
この二つが頻繁に乖離します。特に半導体主導の相場では、KOSPIだけが強くKOSDAQが弱いという展開がよく起きます。海外投資家の資金が大型株に集中する一方、内需系の中小型株が置き去りになるためです。片方だけを見て「韓国市場は好調」と判断すると、実際に起きていることを見誤ります。
もう一つ、KOSPI200という指数があります。KOSPIの代表的な200銘柄で構成され、先物・オプションの原資産になっています。機関投資家の売買やプログラム売買はこの指数を基準に動くため、需給を読むうえで実務的な意味を持ちます。日本でいうTOPIXの役割に近い部分があります。
値幅制限にも注意が必要です。韓国は前日終値に対して上下30パーセントという率で制限します。日本のように価格帯別の絶対額テーブルではありません。つまり株価水準にかかわらず1日で最大30パーセント動きます。KOSDAQの中小型株ではこの幅を使い切る展開が珍しくないので、日本株のストップ高・ストップ安の感覚で見ていると変動の大きさを過小評価します。
なお韓国メディアは指数水準を「7000線」のように線という表現で語ります。日本語の「〇〇円台」に近い言い回しです。
このほかKONEXという中小企業向け市場もありますが、流動性が低く一般の外国人投資家が触れる機会はほとんどありません。韓国市場のニュースを読むと、必ず二つの指数が並んで出てきます。「コスピは上昇、コスダックは下落」という書き方です。日経平均とTOPIXのような関係を想像すると、実態を取り違えます。
日本の二指数は同じ市場を別の計算方法で測ったものですが、韓国のKOSPIとKOSDAQは市場そのものが違います。
KOSPIは韓国取引所の本則市場です。サムスン電子、SKハイニックス、現代自動車といった大企業が上場しています。指数としてのKOSPIはこの市場全体の時価総額加重指数で、日本でいえばプライム市場に近い位置づけです。
KOSDAQは中堅・ベンチャー企業向けの市場です。バイオ、ゲーム、二次電池関連の中小型株が多く、値動きが激しい傾向があります。グロース市場に近いと説明されますが、韓国市場全体に占める存在感はグロースより大きく、報道でも常にKOSPIと対等に扱われます。
この二つが頻繁に乖離します。特に半導体主導の相場では、KOSPIだけが強くKOSDAQが弱いという展開がよく起きます。海外投資家の資金が大型株に集中する一方、内需系の中小型株が置き去りになるためです。片方だけを見て「韓国市場は好調」と判断すると、実際に起きていることを見誤ります。
もう一つ、KOSPI200という指数があります。KOSPIの代表的な200銘柄で構成され、先物・オプションの原資産になっています。機関投資家の売買やプログラム売買はこの指数を基準に動くため、需給を読むうえで実務的な意味を持ちます。日本でいうTOPIXの役割に近い部分があります。
値幅制限にも注意が必要です。韓国は前日終値に対して上下30パーセントという率で制限します。日本のように価格帯別の絶対額テーブルではありません。つまり株価水準にかかわらず1日で最大30パーセント動きます。KOSDAQの中小型株ではこの幅を使い切る展開が珍しくないので、日本株のストップ高・ストップ安の感覚で見ていると変動の大きさを過小評価します。
なお韓国メディアは指数水準を「7000線」のように線という表現で語ります。日本語の「〇〇円台」に近い言い回しです。
このほかKONEXという中小企業向け市場もありますが、流動性が低く一般の外国人投資家が触れる機会はほとんどありません。
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