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韓国の半導体は2社だけではない — サプライチェーンの見取り図 韓国の半導体は2社だけではない — サプライチェーンの見取り図

ddddd · 閲覧 6 ·
日本から韓国株を見るとき、多くの人がサムスン電子とSKハイニックスで視野が止まります。この2社が韓国市場の時価総額に占める比率は極めて大きく、KOSPI指数の動きもかなりの部分がこの2社で説明できてしまうため、それ自体は自然な入り方です。 ただし韓国の半導体産業はこの2社だけで完結していません。両社を頂点に、装置、素材、部品、後工程を担う企業群が層をなしています。日本の半導体関連銘柄の見方をそのまま持ち込むなら、この層構造を知っておくと解像度が上がります。 大きく分けると四つの層があります。 一つ目は前工程の製造装置です。露光や成膜、エッチングといった工程の装置を供給する企業群で、日本や欧米の大手と競合しつつ、韓国内の需要に密着した領域で存在感を持つ会社があります。 二つ目は素材です。ウェハー、フォトレジスト、各種ガスや薬液などで、この分野は日本企業のシェアが高い領域として知られてきました。2019年の輸出管理をめぐる動き以降、韓国側で国産化の取り組みが進んだ分野でもあります。日本の投資家にとっては、日本企業との競合と補完の両面がある領域です。 三つ目は後工程です。パッケージングやテストを担う領域で、近年はHBMのような先端メモリの需要拡大に伴って重要度が上がっています。メモリの付加価値が前工程だけで決まらなくなったためです。 四つ目は検査・計測と部品です。地味ですが設備投資サイクルに敏感に反応します。 実務的な注意点を挙げると、これらの中小型銘柄はKOSDAQ上場が多く、値幅制限が上下30パーセントであることと相まって値動きが非常に激しくなります。サムスン電子の感覚で中小型の関連銘柄を見ると、想定を超えるボラティリティに遭遇します。 また設備投資サイクルの影響を受けるため、メモリ価格そのものより設備投資計画の発表に反応する傾向があります。決算より投資計画の公示を追うほうが説明力が高い局面があるということです。日本から韓国株を見るとき、多くの人がサムスン電子とSKハイニックスで視野が止まります。この2社が韓国市場の時価総額に占める比率は極めて大きく、KOSPI指数の動きもかなりの部分がこの2社で説明できてしまうため、それ自体は自然な入り方です。 ただし韓国の半導体産業はこの2社だけで完結していません。両社を頂点に、装置、素材、部品、後工程を担う企業群が層をなしています。日本の半導体関連銘柄の見方をそのまま持ち込むなら、この層構造を知っておくと解像度が上がります。 大きく分けると四つの層があります。 一つ目は前工程の製造装置です。露光や成膜、エッチングといった工程の装置を供給する企業群で、日本や欧米の大手と競合しつつ、韓国内の需要に密着した領域で存在感を持つ会社があります。 二つ目は素材です。ウェハー、フォトレジスト、各種ガスや薬液などで、この分野は日本企業のシェアが高い領域として知られてきました。2019年の輸出管理をめぐる動き以降、韓国側で国産化の取り組みが進んだ分野でもあります。日本の投資家にとっては、日本企業との競合と補完の両面がある領域です。 三つ目は後工程です。パッケージングやテストを担う領域で、近年はHBMのような先端メモリの需要拡大に伴って重要度が上がっています。メモリの付加価値が前工程だけで決まらなくなったためです。 四つ目は検査・計測と部品です。地味ですが設備投資サイクルに敏感に反応します。 実務的な注意点を挙げると、これらの中小型銘柄はKOSDAQ上場が多く、値幅制限が上下30パーセントであることと相まって値動きが非常に激しくなります。サムスン電子の感覚で中小型の関連銘柄を見ると、想定を超えるボラティリティに遭遇します。 また設備投資サイクルの影響を受けるため、メモリ価格そのものより設備投資計画の発表に反応する傾向があります。決算より投資計画の公示を追うほうが説明力が高い局面があるということです。
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